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魔法の 10000 時間

たとえば音楽学校でバイオリンを学んでいる生徒を、ソリストになりそうなグループと、プロオケでやっていけそうなグループ、そしてプロオケは無理でも音楽の先生になりそうな3グループにわけて練習量を比較するという調査を行うと興味深い事実がわかるのだそうです。

全てのグループでバイオリンを始めた平均的な年齢は変わらず、「スタートが早かった」効果はグループでみると無視できました。それに対して練習量は、他のグループは同じ年齢で 8000 時間、あるいは 4000 時間にしか達していなかったのに対して、ソリストになりそうなグループは計10000時間ほど、一週間の練習量も他のグループよりも飛躍的に高かったのです。

面白いのは、彼の調査によると「練習をせずに天才的才能を発揮する」人も、「いくら練習をしても上達しない人」の両者も見られなかったのだというところです。

  あえてまとめると「才能は、授かるものではなく培うものだ」   ということ。
  そして、その「天才」が独り立ちできるまでにかかる時間が、1万時間である、と。

  毎日8時間でも3年以上、週40時間でも250週 = 5年かかることになる。


  ビルゲイツがTVで魔法の1万時間法則の話をしていた。

   興味深いのは「最初の50時間続けられる人間は少ない。そしてさらに50時間を続    ける人間はほとんどいなくなる」と言っていた。

たしかに「三日坊主」という言葉があるくらいで、最初の50時間でさえ続けることは難しいのだろう。

インタビューアーがゲイツに質問した。
「(マイクロソフトやあなたにとって)世界で一番のライバル、一番驚異を感じるのは誰ですか?」

多分、インタビューアーは「アップルやIBM、ステーブジョブズ」の名前が上がってくると思ったのであろうがさにあらずであった。

ゲイツは答えた。
今、ガレージで世界一を目指して貧乏な若い奴さ

ゲイツがかつてそうであったように、虎視眈々と一発当てようとしている「ガレージの若者」は一番の驚異なのであろう。